今日はBlogランチではなく、しかもiPadから更新です。
弊社aegifは基本的にはコンサルティングファームですが、オープンソース製品を扱うために必要となる技術力を持つチームでもあります。そこで、その技術を活用して新しい製品の開発にも乗り出してみました。
#慣れないビジネスモデルへの進出にはリスクがありますが、あくまでオープンソース製品なので、それ程大きなギャップではないのではないか、と考えています。
その製品の名前がNemakiWareです。詳しい情報はWebサイトを参照してください。http://nemakiware.bitbucket.org/
ECMの規格であるCMISをサポートし、バックエンドにいわゆるNoSQL系DBであるCouchDBを採用した、オープンソースのリポジトリ製品です。CMISを使って他のECMと同様にコンテンツのやり取りをできることと、NoSQLを採用することで実現したスケーラビリティが強みであると考えています。
ECM製品は文書管理やコラボレーションのアプリケーションとしても利用されていますが、リポジトリとしてミドルウェア的に活用されるケースも非常に多いわけです。NemakiWareは今のところ基本的に後者のニーズに応えるための製品として設計されています。その意味で(例えばAlfrescoと競合する様な)フルスタックのECM製品というと語弊があります。
まだ大規模なベンチマークをとるような段階ではありませんが、将来的にはNoSQLベースであることのメリットについてもそのうち具体的なお話ができるのではないかと思います。
(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)
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