このBlogはTypepadをサービスを利用して運営しています。実は数カ月前からTypepadのバージョンアップの告知を受けていたのですが、少しずつ新しい基盤に移行していくということで、その更新の順番が我々のところにはなかなかまわってこず少々じれったい思いをしていました。(恐らく法人ユーザの移行は相対的に遅れて実施する様にするという話だったと思います)
個人・法人ともにあれだけのユーザ数があると運用も色々と難しくなってきます。改めてSaaSやクラウドというキーワードが、運用の自動化や基盤の共通化との関連をからめて語られていることの意味を感じます。
BlogとECMではかなりソフトウェアの性質は違いますし、初めからSaaS型の展開を狙って作成されたソフトウェアと、元来オンプレミスを前提としてきたソフトウェアでも事情は異なるでしょう。また、Perlで書かれたソフトとJavaで書かれたソフトウェアを同列に語るのは不適切なケースもあるかもしれません。しかし、今後ECMもますますSaaSモデルでの調達が普及するであろうことを考えると、こういったバージョンアップ時の運用業務フローについては予め明確なイメージを掴むように努める必要がありそうです。(なかなか簡単なことではないと思いますが)
そういえば、GoogleのアプリケーションもいよいよIE6のサポートを打ち切りました。企業内の標準環境が依然IE6であるケースというのはまだまだあることだと思います。ベーンダーロックインフリーやゼロフットプリントというコンセプトの意義を理解して頂く上では好機とも言えますが、結局目下の問題の解決でバジェットが埋め尽くされてしまう、なんてこともありそうです。
(Ishii Akinori IT Coordinator)
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