ガートナーの「ハイプサイクル2009」発表。クラウド、電子ブックリーダーは絶頂期、RFIDは幻滅期 - Blog on Publickey:
ガートナーのHype Cycleあるいはハイプ曲線が発表されています。日本語での紹介記事がpublickeyに出ていたので上記のリンクはそちらにしました。
ある特定の技術がトレンドとなり普及していく過程を曲線上にマップしたもので、大抵のトレンドが、
黎明期(技術の発表直後)→流行期(注目され過大評価)→反動期(過大評価故の幻滅)→回復期(正当な評価)→安定期(製品化され普及)
というステップを踏むという世界観にたったものです。(うまく流れを掴めなかったものは回復期を迎えることなくそのままフェイドアウトするわけです)
今回のガートナーの発表では、私はIdea Managementが今まさに回復期にさしかかろうとしているという評価である点に興味をひかれました。英語圏では何か再評価の動きがあったんでしょうか? 私自身はFlying Logicのユーザですが、全然使いこなせていないので、この種のツールとの程よい付き合い方がナレッジとして一般化されつつあるのであれば、是非とも知りたいところです。
しかし、どのステージにいるか、というだけでなく、何故これらのキーワードが選ばれたのか(そしてここにないキーワードは何故選ばれなかったのか)など、興味がつきない図ではあります。音声認識が安定期にさしかかっている、という評価は英語圏だけでしか通用しない話のようにも思えるんですが・・・
(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)
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