シンコム・システムズ・ジャパン、ECM分野でイージフと協業 - シンコム・システムズ・ジャパン株式会社のプレスリリース: "このCMISコネクターはイージフが既に開発していたオープンソースECM製品であるNemakiWareをフォーク(分岐・独立して開発)したものである。"
少し前に、次はECMネタで、と書いた時に想定していたのはこのネタでした。色々あってプレスリリースの公開が昨日になったため、タイミングがずれちゃいました。
シンコムさんとは数年前からのお付き合いではあるんですが、今回は、独自のECM製品にCMIS互換のコネクタを増設するにあたってご協力させて頂きました。CMIS関連の知見を実際に役立てることができたというのが、一つ大きな達成感のあるところです。これからも、CMIS互換をうたう製品を増やしていく方向で動ければ、と考えています。
Cincom ECMはLiferayや各種CMSとの連携の事例も多いですし、タグやアソシエーション(コンテンツ同士の関連づけ)などの機能も使いやすい製品です。ベンダ独立の製品選定であれば、柔軟な価格体系・カスタマイズなしで使えるアソシエーションあたりがアピールポイントになるのではないかと思います。(例えば、Alfrescoの場合は協力な関連づけ機構を備えていますが、それを活用するためには設定ファイルやスクリプトをそれなりにちゃんと整備してあげなければならないので、エンジニアリング抜きでの展開は難しいという事情があります)
今回CMIS対応もかなったので、リポジトリにはCincom ECMを導入し、クライアントのところにCmisSyncを使うという具体的な連携も提案できるようになりました。このあたりの具体的な事例もどんどん紹介していきたいですね。
(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)
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