つい先日、Enterprise版も3.4.1(3.4SP1)がリリースされました。3.4の代からはAlfresco社の中にローカライズの責任者がアサインされており、主要言語(含む日本語!)のランゲージパックが常にEnterprise版にも同梱される形になりました。残念ながら欧州ベンダであるAlfrescoにとって日本語は若干ハードルが高く、3.4.0からは漏れてしまいましたが、ついに今バージョンからは無事同時出荷がされるようになっています。
私も事前レビューに参加するなどしてきましたが、曜日表示が少しおかしくなるなど、まだいくつかの問題が残っているようです。初回起動時に設定される固有フォルダの名前などでなければいつでも簡単に修正できる問題ではありますが、、、
というわけで、翻訳の担当者も変わり、訳語がいままでとは大きく変わっています。Company homeはカタカナでカンパニーホームになりましたし、Data Dictionaryもデータ辞書になりました。(実はバージョン1.1の初期段階では、同じ「データ辞書」だったりもしたんですが)。My Alfrescoは「あなたのAlfresco」です。
個人的には無理にカタカナにせずに英語表記を残す方が好みではあるのですが、やはりローカライズの不徹底(=低品質)という印象を与える可能性もあるので、常に議論のあるところではありました。
いずれにしてもダウンロードしてすぐに試せる、という特徴が日本語環境でも通用するようになったことは非常に喜ばしいです。クラウド上のデモも順次対応してもらえそうです。これにより、さらに紹介できる先が広がっていくことを期待しています。
(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)
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