Demand for document management and record management software is set to grow by over 7% every year for the next five years in the Asia/Pacific excluding Japan (APEJ) region, according to new research by IT market research company IDC
[From Document Management a Priority in Asia/Pacific CMS Market]
IDCの調査結果についてです。アジアパシフィック地域の文書管理ニーズ! と思ってかなり気合いを入れて記事を読もうとしたのですが、"Asia/Pacific excluding Japan(APEJ)”「日本を除くアジアパシフィック地域」ということでした。
これから5年間、APEJ地域では文書管理・レコード管理に関して毎年7%以上の成長が見込まれる、とのことです。(フォレスターとAIIMのレポートをベースにした試算だそうです)
また、この領域におけるIDCの別の報告書では、シェアの58%までが米国ベンダによるものである一方、Newgen(インド)やCyberdime(韓国)などのローカルなベンダが存在感を増している、とされています。
その他、APEJ地域における文書管理のまとめとして言及されているところを簡単に列挙しますと、
- 58.8%の調査回答者が現行の文書管理システムの投資を増額するか、新たに投資を開始する予定であると回答。
- レコード管理については50%が同様の回答をしている。
- Webコンテンツ管理に特化したソリューション(WCM)については34%強が同様の回答をしている。
- 文書管理にまつわる課題のトップ3は、「コンテンツの最新性の確保」「長期保管(と計画的な廃棄)」「業務アプリとの連携」。
- インド、シンガポール、中国、オーストラリアではWebコンテンツ管理が主な関心事となっている。
- オーストラリアと中国ではDAM(デジタルアセットマネジメント)が第2位の関心事。
といったところのようです。
(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)
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