Alfresco Software Inc., the leader in open source enterprise content management (ECM), today launched its Cloud Content Application Developer Program.
[From Alfresco Launches Cloud Content Application Developer Program]
Alfresco社がAmazonEC2ベースのクラウドコンピューティングについて、アプリケーション開発プログラムの展開を発表しました。
今のところAlfresco Community 3.2の32bit版が、Ubuntu上にインストールされているイメージだけが公開されています。
CMISを使ったコンテンツ指向アプリケーションのプラットフォームとして活用してもらうことを狙いとしているようです。
そういえば以前CPU課金が基本のAlfresco Enterpriseのサポート料金算定が、仮想化環境のもとではどうなるのかをAlfresco社に問いあわせたところ、見かけ上(実質的な)評価、すなわち「もし通常のマシンでやっていた場合」におきかえて考えよう、という回答が返ってきたことがありました。(あくまで暫定的な処置というニュアンスだったと思います)
Alfrescoの場合クラスタ構成をとって複数サーバのサブスクリプションを契約しようとすると(ボリュームディスカウントがあるわけでなく)逆に1台あたりの単価が高くなるという価格構成になっています。これはクラスタリング構成をとった場合の方がサポートの負荷が高くなるというサービスの実態に即したシステムだと説明されていて、確かに一定の説得力はあるのですが、商習慣上は少し馴染みづらいものがあります。オープンソース製品をベースとしたサポートビジネスというのはやはりまだ試行錯誤である部分がありますし、仮想化・クラウドなどの環境変化を考えると、今後も色々とルールの変更が生じそうです。我々もこうした分野ではAlfrescoと緊密に連絡を取り合う必要があると考えています。
(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)
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