Alfresco Press Releases - Alfresco and Caringo Announce Content Management and Storage Solution Able to Scale to Billions of Files and Petabytes of Data — Alfresco Webサイト:
“The availability of an open source interface between Alfresco and CAStor enables organizations to realize the most complete and affordable solution for managing and archiving enterprise content,” said Derek Gascon, Caringo’s VP of Marketing. “The combined solution gives organizations the ability to manage across the whole of the content lifecycle - from creation through long-term preservation.”
こんにちは。aegif 技術担当役員の石井です。
以前から知られていた話題ではありますが、リリースのタイミングということでしょうか、Caringo CAStorとAlfrescoの連携モジュールの話題が発表されています。
Caringo CAStorはx86アーキテクチャのサーバを高性能ストレージとして動作させることができるソフトウェアで、4TBまでの制限されたバージョンは無料で利用することができます。Alfrescoとの連携モジュールは大分以前から今回の発表の主役でもあるXenit社がAlfresco Forgeに公開していたため、我々もコアズさんと協力して検証などを行ってきていました。
この連携について今回の発表でまとめられた数字をまとめますと、 ・数十億件の文書、ペタバイトクラスのデータ量に対応可能 ・(ベルギーの大手保険会社の事例では)導入時ですでの数百万の文書を扱っている ・(同事例では)最速で分間一千文書の取り込みに対応している
Caringoは高性能ストレージといわれる製品群の中では極めて高いコストパフォーマンスを誇る製品ですので、Alfrescoと組み合わせることで高価なCASとプロプライエタリECMの組合せとのコスト差は相当広がります。シンプルな要素を組み合わせて高いパフォーマンスを発揮する、というコンセプトも似通ったところがあるように感じています。国内ではまだ公表できる事例がありませんが、なるべく早く実現して、是非とも価格面や性能面のメリットを定量的に提示したいと思います。
(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)
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