AIIM - CMIS, Content Management Interoperable Services — aiim Webサイト:
こんにちは。aegif 技術担当役員の石井です。
AIIMのサイトにCMISの専用ページができていますね。CMISもバージョンが0.62に微妙にあがってきていて、BaseTypeまわりなど0.5よりもすっきりしてきているようです。近いうちに差分についても紹介記事を書いてみたいと思います。
さて、AIIMのページですが、CMIS策定に関与しているECMベンダとして、実に21社もの名前が連ねられています。そのこと自体は規格の意味からすると非常に頼もしいことなのですが、我々としてはやはり日本の会社の名前が1つもないということが気になりますね。(国内ECM市場の特殊性については、いろいろと考えるところがあるのですが、それはまた機会を改めて)
このページは、Supplemental Resourcesと題して、各社のCMISについての取り組みへのリンクが整理されていて非常に参考になります。類似の規格との比較記事、講演の内容、ポートレット実装の事例、Windowsクライアント、SAP ECMプラグインなどなど、内容も多岐にわたっていて、その多くが動画です。(しかし、こういう業界団体主導のまとめサイトから発信されるものがYouTube動画である、というのはある種感慨深いものがありますね)
AlfrescoもCMISに関しては牽引する立場を取っているので、類似のサイト Alfresco CMIS Resource Centerを立ち上げていて、そのサイトもOther CMIS Resource Centersとして紹介されています。(複数形ですが今はAlfrescoのものしか載っていません)
Other Resource CentersだけでなくBlogsやProductsのセクションも今のところAlfresco関連のものだけなので、あまり先行しすぎて孤立しないか逆に心配になりますね・・・
CMISよりも先行してECMの相互運用規格を検討していたAIIM iECMの部会もCMISをアシストするということで、リンクが貼られています。
(文責 Ishii Akinori IT-Coordinator)
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